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業界用語

先日ゴルフレッスンへ行ったときの話。
コーチ:「こんな状況だったら、どういう方向に打つ?」
私:「その場合は保守的に、グリーンと反対方向へ・・・」

保守的って、普通とっさにいうことばじゃないでしょ。
もし、違和感を感じなかった方は、
会計士受験モードにどっぷりです。
受験生以外の人と話すときは要注意!?

 

この場合、意味は普通に通じるので問題ありませんが、
会計士業界にも業界用語があります。

そこで、今回はそんな業界用語をご紹介します。
テーマは、季節柄「結婚」にちなんだものです。

例文:あの二人、去年の今頃はハケだって噂されてたのに、
結局今年の6月に結婚だって!なんでも、カットオフ・エラーらしいよ。

さて、皆さんは意味が分かりましたか?
実務についている会計士なら分かりますが、
受験生の方で分かった方がいらしゃったら、つわものです。

 

では解説。

ハケ:破綻懸念先(ハタンケネンサキ)の略称
金融機関の貸付金の債務者分類の一つ。金融機関は企業や個人に貸出をを行い、決算書上資産として保有しています。その貸付金に対する貸倒引当金を設定を適切に行うため、金融機関は、すべての債務者を財政状態の別に分類することが必要とされています。
破綻懸念先とは、現状、経営破綻の状況にはないが、経営難の状態にあり、経営改善計画等の進捗状況が芳しくなく、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(金融機関等の支援継続中の債務者を含む)をいいます。(「金融検査マニュアル」金融庁より抜粋)

読んでいると眠くなりそうですね。
かみくだくと、現状として会社は存続しているけど、業績は思わしくなく、再建の見込みも薄くて、
倒産しそうな債務者の区分。

転じて(業界用語的に)、少なくとも一方の気持ちは冷め冷めで、
別れるのは時間の問題な恋人関係。

カットオフ・エラー:cut off error
取引が、会計上あるべき期間に計上されないこと。例えば、売上を検収基準(売り先の検収完了日をもって売上の日とする基準)で計上している会社が、決算日において未検収の製品を売上にあげた場合等。

転じて(業界用語的に)、結婚後の日付にあるべき、
コウノトリのお知らせが結婚前の日付にくること。→できちゃった婚。

はい、ここまでくれば、上記の例文も読めますね。
例文(訳):あの二人、去年の今頃は別れる寸前だって噂されてたのに、
結局今年の6月に結婚だって!なんでも、でき婚らしいよ。

さあ、あなたも明日から、会計士用語を使いこなそう!
(使用頻度低いことばだけど。)

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